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受験に役立つ本 第一回(1)

まず吉永賢一さんの『東大家庭教師が教える 頭が良くなる勉強法 (中経の文庫) [文庫]』を推薦します。

驚くべき勉強法がたくさん載っていますが、その一つひとつが本質的で決して付け焼刃のノウハウではありません。

あまりにも学ぶことを点を取るための「対策」としてしか考えていない塾・予備校講師が多い中でこの本に書かれて いることは学ぶことの意味を教えてくれるものです。
この本に出会ったことで受験勉強への疑念が氷解しました。


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第一回(特別)おすすめ参考書はコチラ

東大家庭教師が教える 頭が良くなる勉強法 (中経の文庫)
吉永 賢一
中経出版
売り上げランキング: 222,972


なぜこのような本が書けたのかおそらく著者の経歴にその秘密があります。
プロフィール:吉永賢一
東京大学医学部家庭教師研究会 代表
1971年生まれ。91年東大理科三類入学、学費捻出のため 家庭教師をはじめ10種近くの職業を経験。「教えること」を天職と思い定め、2005年に医者になることを断念。 教師として22年の指導歴をもち、過去に1500人の生徒を教える。
公式サイト  http://yoshinagakenichi.com/
まずこのノートをご覧ください。
『東大家庭教師が教える 頭が良くなる勉強法』の冒頭に載っている著者の19歳のころの自作のノート『受験数学の一般的解法』です。 このような情熱と戦略で勉強すれば必ず成績が伸びると思います。

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書き起こしたもの↓↓

東大ではパターンでない問題を出してくるが、あせらず、具体化して、その問題の特殊性を 考察すれば必ず解けるはずである。なぜなら、高校数学の範囲で一般的な議論のできるものは すべてパターンを外してくるとすれば議論しやすいおいしい条件がついているはずだからである。 尚、パターンはこのノートに網羅してある。

解答方針を明記し、部分点で稼げ。

「慨形を図示せよ」に注意。東大型の立体図形は対称面で切る。与えられた座標軸や関数形に必然性はあるか。自分 でとことん設定せよ。
頭をかたくした瞬間に負け。

本番では試行錯誤の鬼となれ。(やる前から勝手にあきらめるな。)
迷っている暇があるなら試行せよ。
解法は必然的偶然によって浮かび上がる。


くだらない意地をはらずに、つまづいたら次へ行け。
これが鉄則だ。

明らかでない計算を勘で示すとは何事か。具体化せよ。

面倒臭がるな。本番だぞ。

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その吉永さんが勧める戦略が下の図に示されています。具体的に見ていきます。
三つの要素に分けて説明されています。

覚える(暗記)

  1. コツコツ小さい量にして覚える。
  2. なん度でも繰り返す。
      音読などの方法も使う。
  3. いろいろなものから貪欲に吸収する。(インプットする分野に制限をつけない)

  4.   たとえば図鑑、写真集、映像などを使って興味を広げる。

わかる(理解)

  1. 「わかる」とは「腑に落ちる」こと
    ・不信を解消する。→ア)質問する。イ)自分で調べる
  2. 「良い先生」探しは手を抜かない
    ・成功の鍵は、「良い先生」に出会えるかどうか
    ・良い先生が見つかったら逃がさないこと!
    ・「生身の先生」への質問に「なぜ?」は禁物 なぜは「本質」を問う言葉ですので答えが出にくいのです。 「whyではなくwhatやhow,what forの質問をしてみましょう。
  3. 「本」や「インターネット」を先生にする
    ・3種類の本を使う→ア)入門書 イ)専門書 ウ)辞書(用語集)選ぶ際には先輩に聞くと良い。納得いくまで選ぶ。
    ・インターネットは「検索」を使う。
    ・「本の先生」との上手なつきあい方→ア)入門書は1〜3日で通読する。イ)専門書、わからないところは30回音読する。ウ)仕上げに用語集を使う。
    ・すべてわかる必要はない。
    「覚える」と「わかる」はバランスよく
    ・「暗記」→「説明」→「暗記」で記憶は定着される

慣れる(練習)

  1. キーワードは「300回」。
    ・繰り返すことで「無意識化」させる。
    ・気に入っている本を何回も読む。
    ・回を重ねるごとに繰り返しのスピードはアップする。
  2. 問題集を高速で解く。
    ・「速くやるぞ!」を意識する。
    ・間違えることで未修得の知識がわかる。
  3. 白紙復元をする。
    ・白紙復元で、頭をとことん使う。→例1)イギリスと地域を決めて10世紀、11世紀、…と各時代の政治、経済、外交、文化を自分に ある知識で復元してみる。例2)今日の授業を復元してみる。
    ・最初はゆっくり、次第に高速化していく。
  4. 人に教える。
    ・「わかったつもり」に気が付くことができる。
    ・相手の質問があなたの知識を深めてくれる。
  5. 「本番」の練習をする。
    ・模試を利用する。
    ・メンタル・リハーサルで本番に備える
    ・行動のルール化をする。→例)「長文問題」はまず設問を読み、それから本文を読むことをルール化する。
  6. 単なる「わかっているつもり」を発見するには?
  7. ・「つまり(要点)」と「もっと言うと(補足説明)」で質問する。
    ・「つまり」「もっと言うと」で人間関係が円滑になる。
  8. わけがわからなくなったときの対処法。
    ・「わかる」ところまで戻ってみる
    ・「わからない単語」をマークする
    ・新しい知識がわからないときは、前の知識の練習不足
以上

第一回(2)(続き)はコチラ

<そのほかの吉永賢一さんの本>
東大家庭教師が教える 頭が良くなる記憶法
吉永 賢一
中経出版
売り上げランキング: 65,645

東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法
吉永 賢一
中経出版
売り上げランキング: 16,905

東大家庭教師が教える 頭がよくなる読書法
吉永 賢一
中経出版
売り上げランキング: 113,921

東大家庭教師の子供の頭が良くなる教え方
吉永 賢一
青春出版社
売り上げランキング: 71,909

東大家庭教師の 結果が出るノート術
吉永 賢一
あさ出版
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CD付 東大家庭教師の 必ず結果が出る英語トレーニング
吉永賢一
学習研究社
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